支払える範囲の賃料で暮らそう
賃貸物件を借りる際は、毎月の家賃を無理なく払える金額に設定することが何より重要です。
家賃が予算を超えていると、生活費を圧迫し滞納につながる恐れがあります。
どんなに理想的な物件でも、支払いに無理があると長く住み続けることができません。
また、家賃滞納は信用問題にも関わり、将来的に新たな物件を借りる際の審査に悪影響を及ぼします。
契約前には、家賃の他に発生する共益費や管理費も含めた毎月の総支出を確認しましょう。
収入に対する家賃の目安は、月収の3分の1以内が理想とされています。
冷静に計算し、安心して住み続けられる賃料の範囲内で物件を選ぶようにしましょう。
初期費用も見落とさないこと
賃貸物件を契約する際には、家賃だけでなく初期費用がかかることを忘れてはいけません。
代表的な初期費用として、敷金・礼金・仲介手数料・前家賃などがあります。
特に敷金は退去時の原状回復費用に充てられるため、住み方によって返金されることもありますが、礼金は基本的に返金されない費用です。
礼金が高額に設定されている場合は相場と比較して慎重に判断する必要があります。
また、初期費用は家賃の4~6か月分程度になることが多く、事前に資金計画を立てておかないと契約直前で予算オーバーになることもあります。
家賃にばかり目を向けず、総額で物件を判断しましょう。